NHKスペシャル「終(つい)の住処(すみか)はどこに 老人漂流社会」を観た。
色んなことを思った。
「こんな生産性のない人たちを税金を投入してまで助ける必要があるのか。自活できない、親族も頼れない人は安楽死でもさせてしまえばいいのではないか」
とも思ったけど、ドナドナされる大井さんの表情をみると、なんとも居たたまれなくなる。
「日本はろくでもない国だ」とも思うし「でも、そういう国にしてしまったのは、今の老人たちだから自業自得ではないか」という思いもある。
「自分の親が要介護になったら、助けたいと思うけれども、自分の生活まで犠牲にしたくないし、自分の子どもが独り立ちするまでは実際にかまってられない」
もんもんとしてしまうわけですよ。
自分は、子どもの迷惑にはなりたくないと思ってるから、子どもが社会人になったら、適度に距離を置いて、まぁ、孫くらいは愛でたいと思うけれども、要介護とかになって、子どもに迷惑をかけるくらいならば、死んだ方がいいなと思ってる。
でも、みんながみんなそう思ってるわけではないし、大井さんだって命ある限り延命して欲しいと言っていた。
それに、未来が暗いと悲観して社会が暗くなってしまうような気がするので、できることであれば、明るい未来を構築したい。
でも、これ以上、税金でとられちゃったりすると、子どもを育てるのがきつくなるし、自分の好きなこともできないし・・・もう堂々巡りですね。
とりあえず、安心して子ども産める社会にしようよ。両親でも片親でも、親なしでも健やかな子どもが育つ社会にしようよ。飛躍するけど、そうしないと解決しないような気がする。