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どこかの日記で、バンボから容易に抜け出せるようになてしまった、と書いた気がするが、バンボが使えなくなったので、先日まで、ご飯の時はテーブルにつかまり立ち状態であげていた。

先日まで、というのは、今日からは違うということだ。というのも、別の椅子を買った。

バンボから抜け出してしまうように、息子は、立ちたい、自由に動きたい年頃、ちゃんと座ってくれるか、一抹の不安があったが、座らせようとすると、最初ちょっとぐずるものの、座ってしまえばなんとかなるようだ。

それは良いのだが、今度は、ご飯を食べなくなってしまった。スプーンを口元に持って行くと、顔を背けるか手で払おうとする。

嫁曰く、離乳食を拒否する時期があるらしい、とのことだが、どうも拒否というよりは、自分で食べたいようだ。

スプーンからのご飯は拒否するが、テーブルに落ちたご飯を手で摘まんで食べようとする。または、スプーンを奪い取って自分で食べようとする。

これはこれは自立心が芽生えてきて大変めでたいのだが、いかんせん手の器用さが自分の思いに追いついていないので、スプーンからご飯は落ちるは、テーブルに落ちたご飯はなかなか掴めないは、でなんとももどかしい。

できないからといってやらせないのでは、いつまで経ってもできるようにならないので、好きなようにやらせる方針でいきたいのだが、子どもの時間と大人の時間は流れが違うので、自分を子どもの時間にあわせるのには、少々慣れが必要なようだ。

子育ては難しい。