「君たちは、まだ若いつもりかもしれないが、若い人からみたらこっち側だからな」
先日、元役員とお話ししたときに印象に残った言葉。さらに「だから、若い人が仕事をしやすい環境を作っていく立場なんだよ」と続く。
「管理職の仕事とは、部下の成長のために『贅沢な無駄時間』を作り出すことである」
これは「働かない技術(新井健一著、日経プレミアシリーズ)」で印象にのこった言葉。自分は管理職ではないが、プレイングマネージャーのつもりで働いている。
若い子ほど雑用を振られ、やりがいのある仕事に時間を割くことができない。雑用で色んなお作法を学ぶことも大切であるが、それだけでは嫌になってしまう。成果の出るやりがいのある仕事もモチベーションには大切である。モチベーションは能力の向上に寄与する。
とりあえず、若い人に『贅沢な無駄時間』を作り出すべく、若手から仕事を引き上げ、成長できる仕事をやってもらうことにした。少しずつ、手探りで。
その結果、「こんな仕事、お前がやるレベルの仕事じゃないな」なんて先輩から言われることもあるが、まあ、若手のためってことで。